パナソニックのエコキュート「F19」とは|原因と対処法

2026年9月25日
2026年9月25日

パナソニック製エコキュートのF19は、「出湯温度異常」を知らせるエラーコードです。

沸き上げ回路で水の循環流量を確保できず、出湯温度が異常に高くなっている状態で、冬季にはヒートポンプ配管の凍結が原因となる場合もあります。

F19が表示される原因や対処法、修理・交換を検討する目安は以下の通りです。

■目次■

パナソニックのエコキュート「F19」とは

パナソニック製エコキュートのF19は「出湯温度異常」を示すエラーコードです。

パナソニックでは、沸き上げ回路で水の循環流量を確保できず、高温となって安全装置が作動した場合にF19が表示されると案内しています。

F19が表示されるとタンク内のお湯を新たに沸き上げることはできません。ただし、タンク内に残っているお湯については、給湯やふろ運転に使用できます。

F19が表示される主な原因

F19が表示される主な原因として、ヒートポンプ配管の折れ・詰まりや水側バルブの閉止、配管の凍結などが考えられます。

水の循環が妨げられると、水熱交換器で十分な流量を確保できなくなり、出湯温度が異常に上昇することがあります。

また、出湯サーミスターやタンク上部のノズルなどに問題が生じている可能性もあります。原因を特定するには、配管や関連部品の点検が必要です。

F19が表示されたときの対処法

冬季にF19が表示された場合は、貯湯ユニットとヒートポンプユニットをつなぐ配管が凍結している可能性があります。

パナソニックでは、気温の上昇によって自然に解凍されるのを待つ方法を案内しています。解凍後は、貯湯ユニットの漏電しゃ断器を60秒以上「切」にした後「入」にすると、エラー表示を解除できます。

凍結が考えられない場合や、解凍後もF19が再表示される場合は、販売店や専門業者へ点検を依頼しましょう。配管の折れや詰まり、水側バルブ、出湯サーミスターなどの点検が必要です。

F19は修理・交換が必要?

F19が表示されたからといって、エコキュート本体を必ず交換する必要があるわけではありません。

配管の凍結が原因であれば、自然解凍によって正常な循環が戻ることで復旧する場合があります。配管の折れや詰まり、水側バルブなどに問題がある場合も、その原因を修正することで対応できる可能性があります。

一方、出湯サーミスターなどの部品に不具合が確認された場合は、修理や部品交換が必要です。長期間使用しているエコキュートの場合は、修理費用や部品の供給状況、使用年数などを確認し、本体交換も含めて比較しましょう。

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この記事の監修者

宮西 崇子

エコキュート専門店「エコバス便」代表。現地調査から工事、アフターまで自社の有資格スタッフが一貫対応する体制を構築し、施工実績5,000件以上、Google口コミ満足度4.9(2026年3月時点)を獲得。
「安さと安心を両立させる」を信条に、業界の価格の不透明さを解消すべく創業。給湯器トラブルに悩む家庭に寄り添う情報発信にも力を入れている。

保有資格:二種電気工事士/運行管理者
事業者許可:産業廃棄物収集運搬許可/建設業許可/電気工事業許可/千葉県電気工事業登録